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美容とコスメにはまった会社員の記録

黒い羊のMVを観た感想

こんばんは。凛です。

 

私は乃木坂46欅坂46のファンです。

(日向坂46は勉強中です)

 

欅坂46サイレントマジョリティーのMVを観て衝撃を受け、それ以来シングルが出るたびに狂ったようにMVを観ています。

 

先日発表された8thシングル「黒い羊」

 

曲のみが解禁となった際に「ああ…これは平手ちゃんがセンターの曲だ」と直感してしまい、彼女を休ませてあげて欲しいという願いと彼女がセンターの曲を観たいという望みに揺れていました。

 

センターが平手ちゃんでなければ…寧ろ安心して観れるかもしれない。

 

そう、欅坂46のメンバーは、平手ちゃん不在の年末年始の歌番組を乗り切った。鈴本ちゃんのセンターは特に評判が良く、私も引き込まれました。

 

センターが交代しても、きっと欅坂46なら大丈夫。

 

そんな想いを抱えていましたが、選抜発表で公にされたセンターは平手友梨奈でした。

 

MVを観ることに、こんなにも罪悪感を感じるのは初めてでした。

 

きっと彼女は全身全霊で、魂をすり減らして、あの絶望感に満ちた曲を表現する。それを私達は何も失わず観るのです。

 

これからもこんな気持ちでMVを観ることは無いでしょう。

 

前置きがいつもより長くなりましたが、今日は「黒い羊」の個人的感想や考察を書いていこうと思います。

 

 

まずMVを見てくれ

 

黒い羊のMVは、現在公式サイトのみの配信です。

 

欅坂46 公式サイト▼

欅坂46公式サイト

 

私から見た彼女達の印象

 

欅坂46の曲はどれも何処かに絶望感や哀愁が付きまとっていると思っています。

(世界には愛しかない、二人セゾンもです)

 

今回のシングルは「絶望感をイメージした」と公言する程に、歌詞・曲調・映像全てに深い影を感じます。

 

その3つに影がある作品は、多くはないですが、稀に見かけます。

今回の曲では、それらがより重く、深いものに思えました。

その感じた理由は、確実に平手友梨奈の存在です。

 

数時間に及ぶ演劇・映画や、数百ページに綴られる小説の中でジリジリと逃げ場のない絶望感を目にする機会はありました。

 

けれど、たった数分間に、こんなにも爆発的な絶望を表した人は居たでしょうか。

 

観客のみならず、業界にもファンが多い1人の女の子。

 

ほんの数年前まで、彼女は普通の女の子でした。

 

そんな彼女が「制服のマネキン」に呼ばれる様に欅坂46に入り、今や宗教的な人気を誇っている。

 

数奇、とはこういう時に使うのかもしれませんね。

 

白い羊と黒い羊

 

私が思うに、MVで表現されている白い羊側の人にも、そちら側の正義や仁義はあるのだと思います。ただ、それは人生を賭けて貫くものではなくて、失望する位なら大多数側に紛れてしまえば傷つかない…。という、やや斬れ味の無いものなのだと思います。

 

そこに黒い羊が現れて、余りに真っ直ぐで研ぎ澄まされた感情を目にして、それにあてられないように虐げているのだと思います。

 

人間は時に、余りに真っ直ぐすぎるものを攻撃するのですから。

 

大人から見た時に余りに真っ直ぐな子は危なっかしく見えますよね。要らないアドバイスを知った顔をしてする人も居ます。

けれど、子供は大人が思う以上にしっかりと物事を感じ取っていて、それらのアドバイスは時に心を傷つける刃にしかなりません。

 

MV中で平手ちゃんを攻撃するのがメンバーだけでなく、大人も混ざっているのはそういうことなのかな?と思いました。

 

平手は次々に皆に抱きついていきますが、苦しみながら離れたり、突き放されたり…それは現実の出会いと別れに似ています。

 

平手友梨奈は「制服のマネキン」に出会わなければ、純朴な少女のまま、等身大の愛を受けて渡して生きていたのかもしれません。

 

たった、一曲。

彼女は出会ったから、ファンにとって唯一無二の存在になったのかと思うと…。

 

彼女をカテゴライズするならば

 

私が欅坂46に 一層のめり込む様になったライブがあります。

 

2017年8月30日の幕張メッセ

 

初めて行った欅坂46のライブ。

それはツアー千秋楽でした。

 

平手ちゃんは終始笑顔が見えず、体調が悪いのかと心配しながらライブを過ごしていました。

 

けれど、笑顔が見えなかった理由は違ったのです。

 

アンコールでたった1人で登場した彼女。

 

仄暗いステージに立ち、高らかに歌い上げられた「私の棺」

 

その時点で、観客達は異様な空気に呑まれていました。

 

こんな異様な空気のアイドルのライブがあるのか…そう思っていたら、他のメンバーが不協和音の制服を着て登場し、お互いにバケツに入っている灰を掛け合い始めました。

 

何が起きているのか分からず、呆然としていると、メンバーの1人が舞台中央の段舞台を登り始めました。

 

平手友梨奈

 

彼女は苦しそうに段を登り、一瞬の静寂の後

銃声が鳴り響き、赤い液体にまみれ倒れました。

 

そして「不協和音」が始まったのです。

 

私は不協和音のMVを初めて見た時、違和感を感じて余り好きになれませんでした。

その理由が分からず、曲が絶賛されるのを見て、何となく同調もしました。

曲もMVも好きな雰囲気なのです。なのに何故か違和感が拭えなかった。

 

その理由が分かりました。

 

不協和音のMVでは綺麗だった衣装が灰にまみれ、確実に魂を燃やす様に表現する彼女達を見て、私は唐突に感じたのです。

 

『完成した』と。

 

曲が佳境に入り、畳み掛け。

 

会場は異様な熱狂に包まれ、ボロボロの彼女達にサイリウムを振る。

 

最後の数秒。

 

平手友梨奈が髪をかきあげる様にすると、その掌から顔にべったりと血糊がつきました。

 

そして、彼女はその血糊にまみれて殆ど伺えない顔で、

 

確実に笑っていたのです。

 

 

 

そして、ライブの幕は降りました。

 

私は様々な演劇や映画に触れてきたつもりでした。どんなものを観てもすぐ感想が思いつき、それをすぐメモしていました。

 

けれど、この時は、

 

言葉も、次取るべき動作も、

 

何もかも分からなくなってしまいました。

 

先程まであんなにも熱狂していた観客達が呆然としている。

 

ようやく動き始めた拙い脳で思ったのです。

 

彼女をカテゴライズするならば、教祖なのかもしれないと。

 

 

さて、本日は 欅坂46 8thシングル「黒い羊」の感想をつらつらと書きました。

 

全部を出し切ってしまい、

何時もは長々書くあとがきが思いつきません 笑

 

もし、これで少しでも欅坂46に興味を持って頂けたら。

 

このブログが何かのキッカケなれば幸いです。

本日もお読み頂き、ありがとうございました。